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「リムジンバス」の運行で知られる東京空港交通株式会社様(以下、東京空港交通)は、関東一円の主要駅やホテルに直行バス路線を展開し、成田空港や羽田空港への快適なアクセスを実現している。
同社は1985年、特に利用者の多い新宿エリアの4つのホテルにチケット予約システム「リムネット」を導入した。本社にあるバス運行管理システムと各ホテルとの間を3.4kbpsの専用線で結び、各ホテルのベルデスクなどに設置した専用端末を用いてチケット予約を行うものだ。
2000年ごろになると予約システムに接続するホテルも増え、分配する通信機器のポート数が足りなくなったことから、新たに参加するホテルには「INS ネット64」を導入することとなったが、総務部 情報システム課長の鹿野道弘氏はさまざまな課題が生じてきたという。
「当時はダイヤルアップ接続で、予約が完了する都度、通信を終了させると、再度ダイヤルアップ接続をするのに手間がかかりました。さらに、通信料も従量制だったため、接客に追われる時間帯などに回線をつないだままの状態が続けば、ホテル側の通信コストがかさんでしまいます。使い勝手と通信コストの両面で満足のいくものではありませんでした」
ちょうどそのころ、「フレッツ・オフィス」のサービス提供が始まった。予約完了のたびに回線を切断する必要がなく、ネットワーク全体が定額制料金であることにくわえ、多くの拠点で「フレッツ・ISDN」が利用できる「INSネット64」が導入されていたことから、「フレッツ・オフィス」による予約システムの再構築が決まった。
2001年7月、「フレッツ・オフィス128」を用いて、都内各所のホテルと本社のリムジンカウンターおよび運行管理センターとを結ぶネットワーク化が完成した。
「『フレッツ・オフィス128』への移行を果たしたことで、高速化や利便性の向上を図りつつも、通信コストはトータルで30%近く削減できました」と導入効果を語る鹿野道弘氏。
さらに、鹿野道弘氏は、「フレッツ・オフィス」の導入が容易にできる点も評価している。
「新たなホテルを接続する際にも、迅速かつ手軽に行えるようになりました。ホテルに対しても、導入の敷居を下げるのに大きく役立っていると思います」
最近では、新しいホテルが完成すると、ホテル側から「『INSネット64』の回線を用意してあるので、『フレッツ・オフィス』と『フレッツ・ISDN』を使ったリムジンバスのチケット予約システムをぜひ導入させて欲しい」と積極的にアプローチされることも多いという。
都内のシステムが好評なため、同社では、千葉県でも「フレッツ・オフィス128」を導入している。東京ディズニーランドのある千葉県舞浜エリアのホテルについても予約発券システムへの対応を強く求められていたからだ。さらに、新東京国際空港(成田空港)内の営業所を接続先としてネットワーク化を実現、リムジンバスのチケット予約発券システムが東京都と千葉県のホテルでも可能となった。
通信サービスの進展に合わせてつねに情報ネットワークを進化させる中で、通信コストの軽減を実現しながらも顧客サービスの向上や業務効率化を実現してきた東京空港交通。創立50周年を迎え、今後のビジネス展開や情報ネットワークの活用にますます注目が集まる。
本導入事例に記載されている内容は
2004年11月現在のものです。
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