どうする? インターネット回線
引越し(引っ越し)手続きガイド

新生活でのお引越しの際に、忘れてはならないのがインターネット関連の手続き。
お引越しが決まったら確認しておきたい項目やインターネットサービスの選び方をお伝えします。

お引越し前のチェックポイント

インターネット回線がある方

Point 1 いまのインターネット環境を見直してみる

新生活では、いままでのインターネット環境を見直すチャンスです。
これまでの環境に不満があった方なら、引越しを機にプランを変更するのもよいでしょう。
最適な方法を考えてみましょう。

利用量制限がわずらわしい

スマートフォンやタブレットを利用しすぎて、速度が遅くなったことはありませんか?
モバイル通信などは、契約しているプランで定められたデータ使用量の上限を超えたとき、通信速度が低速度になる仕組みになっています。また、モバイルルーターなどでは「1日間で1GB」「月100GB」など日毎・月毎の使用上限を設けている場合もあります。
このような制限にストレスを感じているのであれば、大容量プランへの契約変更や、光回線の導入をおすすめします。

すぐに落ちたり、通信が安定しない

ご自身の環境でインターネットをしていて「速度が遅い」「頻繁に切断される」といった不満はありませんか?
一時的なものであれば、ルーターなど機器類の再起動を試すと安定することがあります。
慢性的に遅いと感じるようであれば、回線事業者やプロバイダ、契約プランを見直してみましょう。
一般的にモバイルやホームルーターよりも光回線の方が通信速度や安定性で優っているので、安定性に定評がある光回線のサービスを検討してみてはいかがでしょうか。

自宅でネットを使う機会があまりない

外出することが多く自宅でインターネットを使う頻度が低い方は、モバイルルーターが便利です。
持ち運びが可能なため、お家だけでなく外出先でもWi-Fiを使うことができ、スマートフォンのギガの節約や外でパソコン作業をする方は活用できるでしょう。
スマートフォンで大容量通信のプランを契約している方は、テザリングで他の機器をインターネット接続する手段もあります。

たくさん動画を見たり、オンラインゲームをするので高速回線が必要

通信速度を重視するのであれば、その他の回線と比べ高速な光回線がおすすめです。
また、オンラインゲームや複数人数でのオンライン会議では大量のデータ通信が発生しやすいので、通信容量の制限がなく月額で使い放題であるサービスを検討したほうがよいでしょう。
光回線では、最高通信速度、最大概ね1Gbpsを超える回線サービスも多いですが、さらに高速な最大概ね10Gbpsのプランもあります。お引越し先で利用可能な高速回線について、確認してみましょう。

  • NTT東日本の提供するフレッツ光の通信速度における最大通信速度は、技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。お客さまのご利用環境(端末機器の仕様など)や回線の混雑状況などにより大幅に低下することがあります。
    また、最大概ね10ギガ回線サービスであるフレッツ 光クロスの技術規格においては、通信品質確保などに必要なデータが付与されるため、実際の通信速度の最大値は、技術規格上の最大値より十数%程度低下します。

より高速で安定したインターネットをお求めの方はフレッツ光のプランをご検討ください。

Point 2 いまの契約内容を再確認

インターネット環境を見直す場合、今の契約との切り替えは以下の点を注意しましょう。

解約金について

違約金は主に、最低利用期間内に解約すると違約金が発生する場合と、一定期間(多くの場合2年)ごとの契約更新月以外に解約すると違約金が発生する場合があります。また、契約内容によっては回線業者とプロバイダ両方に違約金が発生する場合もあります。今の契約内容がどのようになっているか、確認しておきましょう。
契約内容の条件を満たした場合は、違約金は発生しません(最低利用期間を越えて解約する、契約更新月内に解約するなど)。

また、光回線の乗り換え時は、他社からの乗り換え時にかかる違約金を事業者が負担したり、キャッシュバックするキャンペーンを行っていることがあります。乗り換え時にチェックしましょう。

お申し込み/解約/住所変更手続きの期限

現在のインターネット回線を継続する場合は住所変更等の手続き、回線事業者を乗り換える場合は現在の回線の解約と新規契約手続きが必要です。手続きの期限は各サービス事業者で異なるので、早めに確認しておきましょう。

光回線の場合、継続利用、解約、新規契約いずれの場合も、移転の1か月前には連絡をすることが望ましいです。工事の日程調整なども視野に入れ、早めに対応しましょう。

乗り換えでできなくなること

回線の乗り換え時は、インターネット接続以外にも前の回線契約で利用していたオプションサービスが使えなくなることに注意が必要です。
例えばプロバイダやキャリアが提供するメールアドレスを利用している場合、解約後には使用できなくなります。光回線と合わせて電話サービスを契約している場合は、光回線の解約とともに電話サービスも使えなくなり、電話番号を引き継げない場合があります。

現在の回線の契約内容や利用中のオプションについてよく確認し、解約後に困ることがないようにしましょう。

Point 3 引越し時の梱包

お引越しの際、インターネット回線に必要な機器を運搬する場合は、振動や衝撃に注意が必要です。精密機器になりますので、エアパッキンや発砲スチロール、あるいは毛布などを使用して、梱包しましょう。パソコンはデータのバックアップを取っておいてください。

引越し先でインターネット環境に再接続する際は、有線ならLAN、無線ならルーターやモデムの接続に迷ってしまう場合もあるでしょう。お引越し前の接続環境を写真に撮っておくと、再接続の際に確認できて便利です。

インターネット回線のご準備がまだの方

Point 1 使い方に合わせたサービスを選ぶ

インターネット回線には多くの種類があります。
契約する場合にはご自身のライフスタイルに最適なサービスを選びましょう。
利用目的に合わせたインターネット回線をご紹介します。

スマホのテザリング機能を利用する
スマートフォンのテザリング機能でパソコンをインターネット接続するイメージ

テザリングとは、スマートフォンなどモバイルデータ通信がでる端末を利用して、パソコンやゲーム機など外部機器をインターネットに接続することです。契約している通信サービスの対応エリア内であれば、LAN回線やWi-Fiがなくてもスマートフォンの電波を利用してインターネットに接続できます。

とくに外出先でのインターネット利用に役立ちます。また、すでにお持ちのスマートフォンを利用すれば、モバイルWi-Fiなどを新規に契約する必要がありません。

しかし、スマートフォンの契約内容で通信を行うため、通信制限に注意する必要があります。パケットの上限に達してしまうと速度制限がかかり、制限の解除に追加で費用が発生します。また、通信中はスマートフォンのバッテリー消費も激しくなります。接続状況に気を付けて利用しましょう。

モバイルルーターを利用する
モバイルルーターでスマートフォンやパソコンをインターネット接続するイメージ

モバイルルーターとは、持ち歩きができる小型で軽量なWi-Fiルーターです。スマートフォンと同じように、SIMカードを挿してデータ通信を行い、パソコン、スマートフォン、ゲーム機などの外部機器でインターネットに接続できます。

モバイルルーターは軽量で持ち運びできますので、家でも外出先でも使えるのが大きなメリットです。また複数の端末でWiーFi利用できますので、スマートフォンの通信制限を回避したり安いプランに乗り換えることも可能になります。

なお、モバイルルーターも通信容量には注意が必要です。月間のデータ通信容量としては上限なしのプランなどもありますが、混雑する時間帯や一定期間内の大容量通信が発生すると、通信速度制限がかかる場合があります。また、モバイルルーター単体として充電が必要になります。充電が切れてしまうと使用できないので、モバイルバッテリーも合わせて持ち歩くと安心です。

ホームルーターを契約して利用する
ホームルーターを利用していろいろなデバイスをインターネット接続するイメージ

ホームルーターとは、コンセントに接続するだけですぐにインターネット通信ができる、据え置き型のルーターです。データ通信専用のSIMカードを使用して、モバイル回線で通信を行います。

契約・購入したあと、コンセントに挿すだけでWi-Fiが使える手軽さが強みです。また一般的に、モバイルルーターよりもアンテナが強く、通信が安定しています。しかしながら、一般的に光回線などの固定回線よりは通信の安定性や速度で劣ると言われています。

また、ホームルーターはモバイル回線でインターネット接続をするため、モバイルルーターと同様、混雑する時間帯や一定期間内の大容量通信で通信速度制限がかかる場合があります。
モバイルルーターと固定回線の中間のような存在ですが、料金が割安な場合も多いので、料金や用途を考慮して比較検討しましょう。

インターネット完備の物件を選ぶ
インターネット完備物件の光回線配線イメージ

インターネット完備物件とは、物件オーナーがインターネット回線業者・プロバイダと契約を結び、かつ部屋までの回線引き込み工事が完了している物件をさします。

入居後は、LANケーブルとパソコンをつなぐだけですぐにインターネットを利用でき、入居者自身が契約や工事を申し込む必要がありません。
ただし、回線の速度には注意が必要です。ほとんどの場合において一つの建物でほかの入居者と回線を共有するため、時間帯によっては多くの入居者が利用することで通信速度が落ちる可能性があります。

「インターネット対応」という物件もありますが、これは物件の共用部分まで回線が引かれているもののため、部屋までの引き込み工事やプロバイダ契約が必要になります。

自宅に光回線を引く
自宅に光回線を引く配線イメージ

光回線とは、光ファイバーを利用した通信回線をさし、自宅に回線を引き込むことでインターネット接続を利用します。従来の電話回線などよりも通信速度が速く、かつ長距離の通信にも適しています。

提供事業者にもよりますが、光回線は月額料金固定で通信容量の制限がないのが一般的です。現在はテレワーク、オンラインゲーム、動画視聴など、家庭でもデータ通信量が増加傾向にあります。自宅に光回線を引くことで、インターネット利用の満足度や生産性の向上が期待できます。

高品質ながら外出先で使用できないのが難点と言えますが、ご自宅にいるときにはスマートフォンなどをWi-Fi接続して使用すれば、モバイル機器のデータ通信量節約にもなります。

光回線を契約する際には、ご自宅に回線を引き込む工事が必要なことがあります(工事費がかかります)。また、賃貸物件で光回線を導入する場合、住宅の形式によって工事内容が異なるので、導入前に不動産会社等に確認しましょう。

ケーブルテレビでインターネット接続する
ケーブルテレビ(光ハイブリッド方式)の配線イメージ

ケーブルテレビによるインターネット接続(CATV回線)はケーブルテレビ局のサービスなので、マンションや移住地により光回線が利用できなくても、CATV回線は利用可能な場合があります。

テレビ放送で使用する同軸ケーブルに加えて、光ケーブルを組み合わせることによってインターネット回線を提供する「光ハイブリッド方式」が主流でしたが、光ケーブルのみでインターネット回線を提供する「光回線方式(FTTH)」も普及しつつあります。

有線接続のため、モバイルより安定した接続が行えますが、光ハイブリッド方式では変換機を経由するため通信速度は光回線に及びません。
他のサービスとのセット割でお得に利用できることがある反面、インターネットのみの利用を目的とする場合は、料金が割高になる場合もあるようです。

光回線の中でも、高速な最大概ね10ギガ回線プランなどを利用する
10ギガ回線プランと1ギガ回線プランの通信速度イメージ

光回線の10ギガ回線プランとは、インターネット接続の通信速度が最大10Gbpsになるプラン(有線接続時)をさします。
10ギガ回線プランを利用できれば、家族など複数人で接続しても、オンラインゲームや4K動画の視聴などがストレスなく利用できるでしょう。

高速のインターネット通信を可能にする10ギガプランですが、他プランに比べ月額料金が高い、利用できるエリアが狭いなどの注意点もあります。まずはお引越し先のエリアで利用可能かどうか、ご確認ください。

  • NTT東日本の提供するフレッツ光の通信速度における最大通信速度は、技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。お客さまのご利用環境(端末機器の仕様など)や回線の混雑状況などにより大幅に低下することがあります。
    また、最大概ね10ギガ回線サービスであるフレッツ 光クロスの技術規格においては、通信品質確保などに必要なデータが付与されるため、実際の通信速度の最大値は、技術規格上の最大値より十数%程度低下します。

Point 2 サービス提供エリアを確認

接続方法/会社のめぼしがついたら、新住所がサービス提供対象のエリアかを確認しましょう。

インターネット接続は、お住まいのエリアによって利用できるサービスが異なります。各サービスの確認は公式ホームページからエリア検索をすれば、簡単に調べることができます。ほかにも電話や家電量販店などの店頭で確認することもできます。

光回線の場合だと、ご自宅に回線を引き込む工事が必要なことがあります(工事費がかかります)
賃貸で光回線を導入する場合、住宅の形式によって工事内容が異なるので、導入前に不動産会社等に確認しましょう。

フレッツ光はこちらから提供エリアの確認ができます。

お引越し先で、ご利用可能か確認してみましょう!
(続けてお申し込みもできます)

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Point 3 お申し込み

利用したいサービスを決めたら、お申し込みの準備をしましょう。

プラン、プロバイダを決める

インターネット回線は、戸建て用・マンションなど集合住宅用や、データ通信量などで複数のプランを用意している場合があります。サービス内容と料金を見て、検討しましょう(フレッツ光のプラン一覧はこちらからご確認いただけます)。
光回線の場合は、プロバイダも決める必要があります(別途、月額利用料などがかかります)。

オプションを決める

各サービス会社で、電話や映像、Wi-Fiなどさまざまなオプションサービスが用意されていることが多いです。また、特定のキャリアや格安SIMのスマートフォンとのセット割や、ガスや電気とのセット割などが選べる場合もあります。
インターネットを快適に利用するために、自分の利用スタイルに合ったオプションがあれば加入を検討しましょう。

余裕をもって申し込みする

サービスによって利用開始までにかかる期間が異なります。新住所への入居日が決まったら、契約手続きは早めに申し込んでおきましょう。
光回線を引く場合は、開通の日時や工事日を事前に決めておく必要があります。また、サービスによっては希望日までに開通できない可能性があります。
フレッツ光は最短1か月程度でご提供可能です。

お申し込み窓口は、店頭、代理店、公式ホームページなどがあります。
それぞれでキャンペーンなど行っている場合がありますが、まずは公式ホームページをチェックしてみましょう。

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お引越し後のチェックポイント

Point 1 光回線の場合、回線開通工事立ち合い

光回線の宅内工事に立ち会うイメージ

光回線の場合、新居での回線開通工事が必要なことがあります。
工事時間は1時間程度で、立ち会いが必要になります。

光回線工事とは、戸建タイプは電柱から宅内に、マンションタイプは建物の共有部分から各部屋まで光ファイバーケーブルを引き込み、インターネットを利用する室内まで開通させる工事です。
その工程において「光コンセントの設置」は室内に立ち入っての作業となるため、原則家人の立ち会いが必要です。
ご自身のスケジュールを確認して開通工事の日程調整を行いましょう。

Point 2 機器の設置・接続設定

お引越し先でインターネット回線の契約や工事が済んだら、関連機器の設定を行います。
利用するインターネット回線によって、提供されるネットワーク機器や接続が以下のように異なります。
各サービスの設置方法は各サイトで説明されているので、それを参考に設定しましょう。

  • 光回線:ONU(回線終端装置)、LANケーブル
  • モバイル回線:モバイルルーター/ホームルーター
  • テザリング:スマートフォン

光回線の場合は、回線事業者からONU(回線終端装置:光信号とデジタル信号を相互に変換する装置)とLANケーブルが提供されますが、Wi-Fiを利用する場合には無線LANルーターが追加で必要です。無線ルーターの機能によって無線速度が異なるので、光回線速度に見合った機械を選ぶことが大切です。
無線LANルーターは家電量販店などで販売されていますが、プロバイダや回線事業者によっては回線契約時にレンタルすることもできます。高速プランを契約する場合は、レンタルルーターとセットのプランがおすすめです。

インターネット設定に不安があったらサポ-トの手厚いサービスがおすすめ。
フレッツ光はオプションで遠隔サポートできるサービスがあります。

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よくあるご質問

ご自身の利用スタイルを考慮した環境を選ぶと良いでしょう。
リモートワークやオンラインゲームなどご自宅でのネット利用が中心となる場合は、光回線を引くと快適に利用できます。フレッツ光では、導入のサポートに加え、利用中のサポートオプションもご用意していますので、安心してご利用いただけます。

回線工事ができない場合や自宅外の利用が多い場合は、モバイルWi-Fiやモバイルのテザリング利用が選択肢となります(フレッツ光ではお取り扱いはありません)

インターネットの契約手続きには、契約いただくお客さまの情報・ご利用住所などに加え、ご本人確認できる書類が1または2種類必要な場合があります。

例)運転免許証、マイナンバーカード(通知カードは不可)、在留カード、運転経歴証明書など

通常は、引越しの場合は、退去するタイミングに合わせて解約するのが良いでしょう。
早く解約してしまうと、インターネットを使用できない期間がでてしまいます。

なお固定回線の場合は、退去時に回線業者による回線撤去工事が必要な場合があります。
引越しが多い時期(3~4月ごろ)は業者も繁忙期となるため、予約が取りづらいことが予想されます。転居の日取りが決まったら、早めに回線工事の予約をしましょう。

お申し込みは提供エリアの確認から

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  • 本ホームページにおける各サービスの説明事項は、フレッツ光でご利用いただく場合を例に記載しています。
  • 「フレッツ光」とは、「フレッツ 光クロス」、「フレッツ 光ネクスト」、「フレッツ 光ライト」および「フレッツ 光ライトプラス」(いずれもインターネット接続サービス)の総称です。

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